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クリニック名称の由来...

                          院長 岡本健二郎

 皆様、すずかけの木をご存知ですか? 学名はプラタナスと言います。明るい色の大きな葉が茂り、30m程の高さまで育つ木で、街路樹としてはポピュラーな種です。大分駅前の表通りを当院の方向へ歩くと、昭和通り交差点を過ぎたあたりから目にすることができます。

 すずかけの木は、医学の父と呼ばれる古代ギリシャの医師ヒポクラテスに関係があります。ギリシャのコス島中央にあるすずかけの木の下で、彼が医学の講義をしたと言う逸話が残っているのです。なんとその木は今でもコス島に現存しており、「ヒポクラテスの木」と呼ばれる観光スポットになっているそうです。この木の子株がはるばる日本に送られ、その内の一つが私の出身大学のシンボルとして構内に植えられていました。

 散歩中にすずかけの木を見上げると、懐かしい学生時代を思い出します。皆さんもお時間があればご覧になって下さい。

大分地方検察庁前 すずかけの木

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